この記事で解決できる悩み
配当金や優待を貰いながら資産形成を行える「ミニ株投資」について解説します。
今回は、SBI証券のS株を活用して説明します。
ミニ株投資を始めるメリット2つ
投資初心者の方でも手軽に楽しみながら投資する方法として、ミニ株投資があります。
以降では、このミニ株投資に関する具体的なメリットを紹介します。
ミニ株投資を始めるメリット2つ
少額から始められる
通常の個別株投資では、1単元(100株)単位でしか株式が購入できず、数万円~数十万円必要になります。
一方、ミニ株投資であれば1株(数百円~)から投資可能であるため、少額から株式投資が可能です。

例えば、1株以上保有で、自社グループ商品を優待価格で購入可能な「ダイドーグループホールディングス (2590)」であれば、購入金額に以下のような違いが生じます。
| 投資方法 | 購入株数 | 購入金額(2026年3月末時点) |
|---|---|---|
| 通常の個別株投資 | 100株(1単元) | 266,800円 |
| ミニ株投資 | 1株 | 2,668円 |
3,000円程度であれば、初心者の方でも手が出せそうですね。
配当金や優待を貰いながら投資を続けられる
ミニ株投資をする場合、毎年1回~2回貰える配当金や優待を目当てに投資をします。
優待は100株以上で貰えるケースが多いため、コツコツと積み立てていくことになります。
さらに、企業によっては、毎年の配当金が年々増えていく(増配される)ケースもあります。
例えば、年々配当金を増やしているKDDI(9433)の配当金の推移は、以下に示す通りです。

このように、気付いたらお金が増えていることがあるのが、ミニ株投資の最大の魅力となります。
無理なく配当金を貰うためにも、購入時の配当利回り(= 1株の配当金/1株の株価)は、3%~4%が良いでしょう。
株式の購入方法3ステップ
ここでは、実際にミニ株投資時に、株式を購入する方法について解説します。
株式の購入方法3ステップ
まだ、SBI証券の証券口座を開設していない場合、下記の記事を参考に口座開設を行ってください。
株式購入のための資金用意
まずは、株式購入のための資金を用意しましょう。
SBI証券にログイン後、画面中央にある「入金」をクリックして下さい。

その後、引き出し元の銀行口座、入金金額、取引パスワードを入力し、画面に沿って手続きを進めます。

入金処理完了後、買付余力が更新されていれば成功です。

SBI証券にはあまりお金を入れていないので、上記はかなり少額になっています。
購入対象銘柄を検索
SBI証券のトップページの画面上部にて、企業名もしくは銘柄コードを入力し、表示される銘柄名をクリックします。

対象銘柄を選択後、以下のような画面が表示されることを確認してください。

S株として現物買いを実施
後は、画面の指示に従って、株式購入を進めていくだけです。
画面中央の右上辺りにある「現物買」をクリックします。

その後、単元株の購入画面になるため、画面上部の「単元未満注文」をクリックして下さい。

後は、購入株数、預かり区分(特定でOK)、取引ルールへのチェック、取引パスワードを入力後、注文確認&注文確定をクリックします。

以上で、ミニ株(S株)での株式購入は完了です。
ネット証券であれば、簡単に株式が購入できますね。
株の探し方と選び方
以降では、株を購入する際の探し方と選び方について解説します。
株の探し方と選び方
株式投資ブログから探す
私は、優待株を探すことが多いので、ブロガーの方がオススメしている株式を参考に購入しています。
よく使うブログサイトは、以下に示す通りです。
使うブログサイト3つ
証券会社のランキングから探す
優待株や高配当株のランキングが掲載されていることがあるので、このランキングも活用して購入することが多いです。
よく参照するサイトを以下に示します。
| 対象 | 用途 |
|---|---|
| 楽天証券(高配当株) | 高配当株の候補を探す際に活用 |
| 楽天証券(株主優待) | 株主優待の候補を探す際に活用 |
| Yahoo!ファイナンス(高配当株) | 高配当株の候補を探す際に活用 |
| Yahoo!ファイナンス(株主優待) | 株主優待の候補を探す際に活用 |
自前で揃えた銘柄リストから探す(特殊な例)
私の場合、企業の財務状況も確認した上で購入要否を決めるため、自前で銘柄リストを作成しています。


また、特定の条件に当てはまる銘柄のみをフィルタリングする機能などもあります。

東証上場銘柄一覧上場銘柄一覧は、コチラのサイトを参考にしました。
ここまで自前で用意する人は少数派だと思いますが、銘柄の傾向も踏まえて探したい場合は役立つかもしれません。
以降では、株の選び方について解説します。
配当利回りが3%~4%台か?
配当金を受け取る際、私は配当利回りが3%~4%台かどうかを基準に設定しています。
なぜなら、配当利回りが5%を越えてくると無理して配当金を出している確率が高くなるためです。
無理して配当を出している場合、安定した配当金は期待できなくなります。
ちなみに、優待株投資の場合、配当利回り+優待利回りが4%を越えているかどうかを基準となります。
配当利回りは、各証券会社の企業情報から確認できるので、気になる銘柄があれば確認してみてください。

財務状況が安定しているか?
配当利回りが高くても、倒産の可能性が高い企業には投資すべきではありません。
なぜなら、万一、企業が倒産した場合、配当金を受け取るよりも株価下落による損失が大きくなってしまうためです。
会社が倒産すると株券が紙切れになり、損失も確定してしまいます。
企業の財務状況を測る指標として、自己資本比率や営業活動によるCF(キャッシュフロー)があります。
自己資本比率は、企業の総資本に占める自己資本の割合を示す数値です。財務的な安定性を測る重要な指標であり、一般的にこの比率が高いほど企業の財務安全性が高いとされます。
自己資本比率とは?(出典:松井証券) 自己資本比率とは?業種ごとの目安や株式投資への活用方法(出典:松井証券)
営業活動によるCF(出典:マネーフォワード クラウド) 営業活動によるキャッシュフローとは、上の図のように、商品の仕入や販売など、主に営業活動による現金収支を表したものです。「営業キャッシュフロー」ともいわれます。
営業キャッシュフローとは?マイナスでも大丈夫?計算方法まで解説(出典:マネーフォワード クラウド)
例えば、先ほども取り上げたKDDIの自己資本比率と営業活動によるキャッシュフローは、それぞれ以下のように推移しています。


また、それぞれの指標の見方は、以下に示す通りです。
| 指標 | 目安 |
|---|---|
| 自己資本比率 | 50%以上(ただし、業種ごとに基準は異なる) |
| 営業活動によるCF | 毎年プラスになっていること |
今後も配当金が見込めるか?
今後も配当金が見込めるかどうか?は、主に以下の3つの指標を確認しておくと良いでしょう。
| 指標 | 目安(理想的な状況) |
|---|---|
| 1株当たりの利益(EPS) | 綺麗に右肩上がりになっている |
| 1株当たりの配当金 | 綺麗に右肩上がりになっている |
| 配当性向 | 30%~50%位の間で推移している |
先ほどと同様に、KDDIのEPS、一株配当、配当性向は、それぞれ以下のようになります。


EPS、一株配当、配当性向のいずれも、問題ない状態であることが分かりますね。
株の選び方について、これまでの結果をまとめると以下のようになります。
【まとめ】株の選び方
- 配当利回りが3%~4%台か?
- 財務状況が安定しているか?
- 自己資本比率が50%以上か?(注:業種ごとに異なる)
- 営業活動によるCFが毎年プラスか?
- 今後も配当金が見込めるか?
- 1株当たりの利益(EPS)が、綺麗に右肩上がりになっているか?
- 1株当たりの配当金が、綺麗に右肩上がりになっているか?
- 配当性向が、30%~50%位の間で推移しているか?
他にもいくつかチェックした方が良い項目はありますが、最低限、上記のことをチェックしておくだけでも外れ企業を避けることができると思います。
ミニ株投資であれば、少額から試すことができるので、気になった銘柄を少しずつ購入するのがオススメです。
免責事項
この記事は、投資収益の保証、特定の商品の勧誘、売買の推奨等を目的としたものではありません。最終的な投資や契約の決定はご自身で判断してください。


