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S&P500の年間利回りは?高利回りを達成できる理由を詳しく解説

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S&P500の年間利回りは?高利回りを達成できる理由を詳しく解説

今回は、S&P500の年間利回りに着目して、特徴やリスク対策について解説します。

私も今回説明することを念頭において投資に取り組むことで、含み益を得ることができています。

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記事の前半ではS&P500の年間利回りと高利回りを達成できる理由を、後半では過去データに基づくシミュレーションとS&P500投資時のリスクを具体的に解説します。

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この記事を書いた人

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  • 2025年2月時点で、NISAで含み益約77万円を達成中!
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NISA in detail
内訳(一部)

この記事を読み終えることで、S&P500の年間利回りと高利回りを達成できる理由を理解できるだけではなく、元本割れの可能性や暴落時の心構えについても理解を深めることができます。

これから資産運用を始める方

新NISAなど資産運用を始めるには、証券口座の開設が必要です。まだ、証券口座をお持ちでない方は、以下のリンクから口座開設することをおススメします。

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S&P500の年間利回りとその推移

S&P500の過去実績に基づいて、どの程度の年間利回りになっているか?について解説します。

過去データに基づく年間平均利回り

ここでは、1993年1月~2023年12月までのS&P500の過去データを用いて、年間平均利回りを計算します。

計算時に用いるパラメータの内訳は、以下に示す通りです。

項目内容
対象期間1993年1月~2023年12月
投資期間1年間、3年間、5年間、10年間、15年間、20年間、25年間
使用する公開データInvesting.com
過去データに基づいて年間平均利回りを計算する際のパラメータ

上記の条件で年間平均利回りを計算した結果は、以下のようになりました。

投資期間年間の平均利回り
1年間9.67
3年間8.59
5年間7.75
10年間6.28
15年間5.54
20年間6.14
25年間6.92
投資期間ごとの年間の平均利回り

また、各投資期間における年間平均利回りの振れ幅は、以下に示す通りです。

投資期間を15年以上確保することで、リターンがプラスになっていることが分かりますね。

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【年代別】S&P500の年間利回りの推移

同様の形式で、1970年1月~2024年12月のデータを用いて、年代別の年間利回りの推移を計算してみましょう。

計算時に用いるパラメータの内訳は、以下に示す通りです。

年代対象期間
1970年代以降1970年1月~1994年12月
1980年代以降1980年1月~2004年12月
1990年代以降1990年1月~2014年12月
2000年代以降2000年1月~2024年12月
年代別の年間平均利回りを計算する際のパラメータ

また、投資期間は「1年間、3年間、5年間、10年間、15年間、20年間」としました。

この条件化でそれぞれのパターンにおける年代別の年間平均利回りを計算した結果、以下のようになりました。

年代1年間3年間5年間10年間15年間20年間
1970年代以降7.9537.4488.3128.9558.9088.038
1980年代以降11.57210.53311.11211.98511.93510.465
1990年代以降8.8127.4946.7874.6964.8486.675
2000年代以降8.9757.8057.8837.9747.8537.698
投資期間ごとの年間平均利回り

また、各年代における年間平均利回りの振れ幅は、以下に示す通りです。

上記から、ITバブル崩壊(2000年頃)やリーマンショック(2008年頃)があった1990年代以降は、10年間投資してもリターンがマイナスになっていますね。

一方、どの期間においても、15年以上投資期間を確保できれば元本割れしない、ということも分かりますね。

あくまで過去実績であり、未来の投資結果を保証するものではありません。

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S&P500が高利回りを達成できる理由3つ

先程の結果から、S&P500に投資することで、年率平均6%以上で運用できる可能性があることが分かりました。

ここでは、このような高利回りを達成できる理由について、深掘りしていきます。

米国の超優良企業が多数存在

利回りを高めるには、その源泉となる利益が必要です。

幸いなことに、米国にはMicrosoft、Amazon、Google、Appleなどの世界的なシェアを占める巨大企業が多数存在しています。

これらの企業は、私達の日常生活でも頻繁に登場しますね。

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具体的な事例として、2020年にGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の時価総額が、東証一部上場企業の時価総額を超えた記録が残っています。

今後も、AIや仮想通貨などの分野で、目覚ましい発展を遂げる企業が米国から登場していることを考えると、今後もこの傾向が続く可能性が高いです。

米国で続く人口増加

企業が利益を上げるためには、働き手である労働者が必要です。

この点に関して、国連が公表している米国の人口見込みに基づくと、米国では長期的に人口が増加しています。

上記の結果からも分かる通り、この傾向は今後も続いていく可能性が高いと考えられます。

増加率は年々下がっていますが、全体量は増えていく可能性が高いことが分かりますね。

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株主重視の取り組みに注力

さらに、米国では企業が利益を得た時、その利益を株主に還元する傾向があります。

この傾向は、日本証券業協会が公開している株主還元の内訳から読み取ることができます。

上記の結果から、2020年のコロナ禍においても米国企業は配当金や自社株買いを行い、株主優待につながる活動をしていることが分かるでしょう。

そして、そこで得られた利益を積極的に株主に還元していることが読み取れますね。

このように、投資家は還元された利益を用いて次の投資を行うことができ、米国内で経済が回る仕組みになっています。

S&P500投資による老後資金シミュレーション

実際に投資した場合において、S&P500の年間利回りを把握したいため、実例を用いてシミュレーションを行ってみます。

前提条件

今回のシミュレーション条件は、以下に示す通りです。

項目内容
投資期間20年
投資開始時期1971年、1981年、1991年、2001年
月々の積立金額3万円
手数料(信託報酬)0.0814%
今回のシミュレーション条件

1971年に投資を開始した場合(1971年~1990年)

1971年1月~1990年12月の20年間で得られた利益とその推移は、以下のようになりました。

項目結果
総投資額720万円
過去実績に基づく運用結果18,004,165円(約1,800万円)
年間平均利回り6.37705%
投資結果(1971年~1990年)

運用結果は、総投資額の2倍以上になっていますね。

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1981年に投資を開始した場合(1981年~2000年)

1981年1月~2000年12月の20年間で得られた利益とその推移は、以下のようになりました。

項目結果
総投資額720万円
過去実績に基づく運用結果31,885,157円(約3,100万円)
年間平均利回り12.30611%
投資結果(1981年~2000年)

こちらは年率10%を越えていますね。

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1991年に投資を開始した場合(1991年~2010年)

1991年1月~2010年12月の20年間で得られた利益とその推移は、以下のようになりました。

項目結果
総投資額720万円
過去実績に基づく運用結果11,263,360円(約1,100万円)
年間平均利回り6.69781%
投資結果(1991年~2010年)

このケースでは、一時的に元本割れしている時がありますね。

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2001年に投資を開始した場合(2001年~2020年)

2001年1月~2020年12月の20年間で得られた利益とその推移は、以下のようになりました。

項目結果
総投資額720万円
過去実績に基づく運用結果18,594,255円(約1,800万円)
年間平均利回り5.18750%
投資結果(2001年~2020年)

ITバブル崩壊やリーマンショックがあった期間のため、年間利回りは5%程度になっていますね。

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S&P500投資時のリスクと心構え

ここまでで、S&P500に投資することで、どの程度の年間利回りが期待できるか?について解説しました。

高いパフォーマンスが期待できる一方で、S&P500に投資するリスクもあります。

以降では、S&P500に投資する際のリスクと心構えについて解説します。

元本割れは起こるの?S&P500投資時のリスク

過去実績に基づいてシミュレーションした結果から、S&P500に投資すると元本割れが発生する可能性があります。

具体的には、2001年1月~2020年12月までの期間で、S&P500に投資していた時に元本割れしていました。

このような結果から、短期的な視点ではなく、長期的な視点で投資をすることが重要になります。

実際に、優良なインデックスファンドであれば、長期的にみると右肩上がりに上昇していくことが期待できます。

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長期・積立・分散投資の重要性

一時的な元本割れが発生することも考慮して、S&P500に投資する場合「長期・積立・分散投資」が重要になってきます。

この考え方が重要になる理由を整理した結果は、以下に示す通りです。

長期・積立・分散投資が重要になる理由

  1. 長期投資
    米国市場や世界経済の成長に依る恩恵を受けるには、市場に居続ける必要があるため。
  2. 積立投資
    購入時期を見極める必要が無い投資スタイルであるため。
  3. 分散投資
    長期間成長し続けるセクターを予測することは困難であるため。

具体的には、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)などの優良なインデックス型の投資信託に積立投資することになります。

その他の投資信託として、オルカンなどがありますよ。

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ちなみに、S&P500は、米国一極集中型の投資(国レベルでは分散できていない、という意味)となります。

このため、下記の観点を参考に、ご自身の考え方に近い方を投資先として採用してみてください。

観点考え方考え方に同意する場合考え方に反対する場合
セクター複数セクターに投資S&P500(セクターレベルで分散投資されているため)オルカン
国や地域複数の国や地域に投資オルカンS&P500(低成長の国や地域を除外できるため)
投資先選定時の方針案(分散投資の観点)

暴落時における心構えと行動

上記に加えて、暴落時の心構えと具体的な行動として、投資を辞めない・市場に居続けることが挙げられます。

なぜなら、暴落後の値上がりチャンスを逃してしまう確率が高いためです。

具体的な事例として、以下に示すJ.P.モルガン(アメリカの大手金融機関)による2002年から2021年までの投資成果に関する調査結果があります。

上記の調査結果は、長期投資中に最も成績が良い日を20日間逃しただけで、リターンが9.52%から2.63%に激減することを示しています。

また、金融庁が提供している資料にも、市場に居続けることの重要性について解説があります。

投資のチャンスを逃さないためにも、「長期・積立・分散」の観点で投資することが重要です。

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S&P500投資時のおすすめの証券会社3つ

最後に、実際にS&P500に投資する際のおすすめの証券会社を紹介します。

S&P500投資時のおすすめの証券会社3つ

手数料の観点から、ネット証券を活用することをおススメします。

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楽天証券

楽天証券:口座開設
出典:楽天証券

有名なネット証券の一つに、楽天証券があります。

私は、新NISAの口座開設を楽天証券で行っています。

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楽天証券をおススメできる理由として、次の3つが挙げられます。

楽天証券をおススメできる理由3つ

  1. 楽天グループのサービスと連携可能
    楽天証券を利用することで、お得に楽天ポイントを貯めることができます。
  2. ポイント投資が可能
    現金で投資する代わりにポイントを活用できます。
  3. 手数料が業界最低水準
    国内株式と投資信託手数料は完全無料です。 ※適用条件あり

さらに、新NISAの口座数も業界1位という点も特徴の一つです。

楽天口座:新NISA
出典:楽天証券

インデックス投資や高配当株投資をする時は、新NISA口座を活用すると良いです。

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松井証券

松井証券

松井証券も有名なネット証券として、取り上げられることが多いです。

私は、優待株投資をする際に松井証券を活用しています。

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松井証券をおススメできる理由として、次の3つが挙げられます。

松井証券をおススメできる理由3つ

  1. 1日の約定代金 合計50万円まで取引手数料無料
    特別な手続きなしで、適用されます。さらに25歳以下は完全無料です。
  2. 移管手数料負担サービスが利用可能
    国内株式や投資信託などを松井証券に移管する際、かかった手数料が全額負担されます。
  3. マーケットと銘柄情報が見やすい
    四季報や決算情報が、閲覧しやすいかつ探しやすいです。

実は、株主優待で生活している桐谷さんがおすすめしていた、というのも採用理由の一つです。

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moomoo証券

moomoo証券【WEB】

moomoo証券は、2022年に日本で提供を開始した比較的新しいサービスです。

私は、情報収集のために使用しています。

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moomoo証券をおススメできる理由として、次の3つが挙げられます。

moomoo証券をおススメできる理由3つ

  1. 有料級の情報を無料で取得可能
    アプリのDLとユーザ登録のみで情報を取得できます。
  2. スマホ一つで株価データの分析が可能
    視覚的に確認しやすい点に加えて、アナリストの評価結果なども閲覧できます。 ※口座開設が必要
  3. デモ取引が可能
    初めて投資をする方でも、取引の練習をした上で、投資にデビューできます。

追加料金なしで、様々な情報を収集できる点は嬉しいですね。

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長期分散投資により米国の経済成長の恩恵を受けよう!

今回は、以下の内容について解説しました。

今回の調査から、S&P500の年間利回りは、平均6%~10%位あることが分かりました。

この点を踏まえると、年率5%~6%が現実的な数値であることが分かりますね。

試算する時も、リターンは5%~6%に設定しても良いと思います。

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一方、S&P500に投資したとしても、常に利益が出る訳ではありません。

元本割れや暴落が発生した時も、淡々と投資を継続し、市場に居続けることが大切です。

長期投資では、握力を強くする訓練(狼狽売りしない訓練)が必要になります。

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今回紹介した事例を参考に、ご自身にあう投資先であれば、投資を検討してみてください。

また、投資用のシミュレーターも用意しているので、活用してみてください。

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この記事は、投資収益の保証、特定の商品の勧誘、売買の推奨等を目的としたものではありません。最終的な投資や契約の決定はご自身で判断してください

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