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S&P500構成銘柄入れ替えの頻度やルールは?取るべき行動も解説

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S&P500構成銘柄入れ替えの頻度やルールは?取るべき行動も解説

今回は、S&P500の構成銘柄入れ替えに関する頻度やルール、入れ替え時に取るべき行動について解説します。

私も構成銘柄入れ替えによる影響を把握した上で、投資家として取るべき行動に従って活動できています。

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記事の前半ではS&P500構成銘柄入れ替えが起こる仕組みと短期的・長期的な影響を、後半ではS&P500構成銘柄入れ替え時の対応と過去の入れ替え事例を具体的に解説します。

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この記事を読み終えることで、構成銘柄入れ替えが起こる仕組みや短期的・長期的な影響が理解できるだけではなく、構成銘柄入れ替え時に投資かとして取るべき行動も身についた状態になります。

これから資産運用を始める方

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【結論】S&P500構成銘柄入れ替えで「何もしなくて良い」理由2つ

結論を述べると、S&P500の構成銘柄の入れ替えが発生しても、長期投資家は何もする必要はありません

この理由について、次の観点でまとめていきたいと思います。

【結論】S&P500構成銘柄入れ替えで「何もしなくて良い」理由2つ

投資対象の新陳代謝が起きている

S&P500で構成銘柄の入れ替えが発生することは、投資対象の新陳代謝が起きていると見做すことができます。

なぜなら、S&P500インデックスは、時価総額や黒字の利益が出ているかどうかなど、企業の経営状況に基づいて算出されるためです。

このように、指数の成長につながる銘柄は追加され、指数の成長の妨げになる銘柄は除外されます。

構成銘柄の入れ替えルールは、次の節で解説しますよ。

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長期投資視点では小さな変化である

S&P500の構成銘柄は、定期的に入れ替えられますが、長期投資視点では小さな変化に過ぎません。

なぜなら、S&P500などの優良なインデックスは適切な銘柄に組み替えることで、長期的に成長することが期待できるためです。

実際に、1990年~2024年までのS&P500のチャートは、以下のようになっています。

上記のチャートから明らかであるように、短期的にはS&P500指数は上下に変動していますが、長期的には右肩上がりで推移しています。

このため、構成銘柄の入れ替えなどでS&P500指数が変動したとしても、長期的な視点ではほとんど影響がないことが分かるでしょう。

S&P500指数が大きく変動するのは、構成銘柄の入れ替えではなく、世界的な不況などが主な要因です。

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構成銘柄入れ替えが起こる仕組み2つ

続いて、S&P500の構成銘柄の入れ替えが起こる仕組みについて、解説します。

入れ替えは四半期ごとに発生

まず、構成銘柄の入れ替えは、四半期ごとに行われます。

具体的には、各暦四半期(3月、6月、9月、12月)の第3金曜日に四半期毎にリバランスされます。

これは、S&P500 米国株価指数 メソドロジーにて詳しく解説されています。

さらに、吸収・合併ないし他のコーポレート・アクションにより上場廃止になった企業がある場合、該当企業が除外される仕組みになっています。

例えば、2025年10月27日に、S&P500指数の構成銘柄が変更されていました。

このように、S&P500は定期的に構成銘柄が見直される仕組みが組み込まれており、世の中の変化に追従できるようになっています。

S&P500インデックスに連動するファンドは、このような構成銘柄の入れ替えや割合の変化に連動することを目指していますよ。

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厳格なルールに基づく銘柄選定

S&P500の構成銘柄の入れ替えは、厳格なルールに基づいて行われています。

具体的には、適格性基準というものが設けられており、主な基準は以下に示す通りです。

S&P500の主な適格性基準5つ

  1. 本拠地
    米国を本拠地とする企業である。
  2. 証券取引所への上場
    ニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダック・グローバル・マーケットなどの証券取引所に上場している。
  3. 時価総額
    227億ドル以上である(2025年8月時点)
  4. 流動性
    株式に流動性があり、浮動株数が発行済株式総数の50%以上である。
  5. 財務の健全性
    直近の四半期及び直近の連続4四半期が黒字利益である。

出典:S&P500 メソドロジー

さらに、S&P500は様々なセクターにも分散しており、2025年8月時点でのセクター内訳は以下に示す通りです。

近年は、情報技術への投資割合が多いことが分かりますね。

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このように、S&P500に採用される企業は、厳格な基準を満たした優良企業で構成され、定期的に取捨選択されるようになっています。

構成銘柄入れ替えによる短期的な影響2つ

ここまでで、S&P500の構成銘柄が定期的に入れ替わることについて、解説しました。

以降では、S&P500構成銘柄の入れ替えによる短期的な影響について、解説します。

構成銘柄入れ替えによる短期的な影響2つ

買い需要と売り需要の発生

S&P500の構成銘柄の入れ替えが発生した場合、S&P500に連動を目指すインデックスファンドにより、追加対象銘柄の買い需要と除外対象銘柄の売り需要が発生するでしょう。

なぜなら、投資で利益を得る場合は成長企業に投資することが基本戦略となるためです。

S&P500指数とそれに連動するインデックスファンドの動き(イメージ)を可視化すると、以下のようになります。

構成銘柄の入れ替え以外にも、構成比率が変わった場合も、同様のことが起こる可能性が高いですよ。

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このように、S&P500の構成銘柄の入れ替えが発生することで、該当銘柄の売買件数(出来高)にも変化が生じる可能性が高いです。

指数の価格変動が激しくなる可能性

構成銘柄の入れ替えをする際は、米国のアナリストなどにより候補が挙げられることが多いです。

例えば、2025年6月の銘柄入れ替え候補として7社の米国企業が挙げられており、ロビンフッドは最有力候補でした。

しかしながら、S&P500ダウ・ジョーンズ・インデックス社がロビンフッドのS&P500構成銘柄の変更を見送ったため、構成銘柄の入れ替えには至りませんでした。

この結果、ロビンフッドの株価は一時的に6%下落しています。

このようにS&P500構成銘柄に組み込まれるかどうかにより、企業の株価が大きく変動します。

大型株の場合は、さらに価格変動が激しくなるでしょう。

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短期的には、株価変動の影響を受ける可能性があることを理解しておくことが重要です。

構成銘柄入れ替えによる長期的な影響3つ

S&P500連動のインデックスファンドに投資する場合、多くの方は長期投資になります。

このため、構成銘柄の入れ替えが長期投資に与える影響も把握しておくことが重要です。

指数が最新の市場状況に適合する

定期的にS&P500構成銘柄の入れ替えが行われることで、S&P500指数が最新の市場状況を反映するようになります。

なぜなら、S&P500に組み込まれるような、時価評価額が大きく財務状況が健全な企業が、米国経済を牽引していくと考えられるためです。

実際、1990年頃~2016年頃までのS&P500構成銘柄の上位10位は、以下のように推移しています。

このように、長期的な視点でみると、S&P500指数は米国市場の傾向を良く表す指数になります。

米国で暴落が起きるとS&P500指数も下がりますが、これは避けられません。

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適切な銘柄に自動的に投資される

S&P500構成銘柄の入れ替えにより、長期的にみても適切な銘柄に投資することができます。

なぜなら、S&P500構成銘柄の選定は厳格なルールに基づいており、その時々で今後も成長が期待できる銘柄が選定される仕組みになっているためです。

具体的には、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)などのS&P500に連動するインデックスファンドを購入・運用することで、投資家は何もせずに各企業の経済成長の恩恵を受けられます。

このような仕組みが働くため、S&P500構成銘柄の入れ替えが生じても、投資家は何もする必要がありません。

面倒な調整は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社と投資信託の運営会社に任せておけば良い、と言うことになりますね。

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入れ替え対象構成銘柄の株価変動を促す

長期的な視点でも、S&P500の構成銘柄に含まれるかどうかで、該当銘柄の株価に影響を与えます。

なぜなら、以下のような動きから、需要と共有のバランスが株価に影響を与えると考えられるためです。

構成銘柄の入れ替えに伴う株価への影響

  1. S&P500の構成銘柄に追加される
    →該当銘柄の株式購入の動きが高まるため、需要が増えて株価が上がる。
     構成銘柄に追加され続けることで、今後の成長も期待でき、さらに株価が上がる。
  2. S&P500の構成銘柄から除外される
    →該当銘柄の株式売却の動きが高まるため、供給が増えて株価が下がる。

例えば、先程例に挙げたロビンフッド社は、2025年9月22日から、S&P500の構成銘柄に追加されることになりました。

S&Pダウジョーンズ・インデックスは5日引け後、米ネット証券大手ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>、AI広告のアップラビン<APP>、建設大手エムコア・グループ<EME>を22日からS&P500種株価指数に採用すると発表した。

引用元:Yahoo!ファイナンス

これにより、同社の株価は7%程上昇しました。

S&P500構成銘柄に追加/除外されることの影響が良く分かる事例ですね。

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S&P500構成銘柄入れ替え時の対応3つ

S&P500構成銘柄の入れ替えが発生する仕組みやその影響について、大まかにご理解いただけたと思います。

以降では、S&P500構成銘柄入れ替え時における個人投資家の対応について、解説します。

長期投資する個人投資家を想定しているため、すべての投資家に当てはまる対応ではありません。

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基本スタンス:何もしない

基本スタンスとしては、「何もしない」と言うことになります。

「え?それで良いの?」という感じですが、何もしないのが最適です。

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なぜなら、新陳代謝が自動的に行われる仕組みが搭載されており、個人投資家が資産形成の観点でできることは、ほとんどないためです。

S&P500連動のインデックスファンド内で行われることを図示すると、以下のようになります。

このため、個人投資家は、基本的にホールドしたまま運用を続けることになります。

このスタンスは、「投資にほとんど時間を割く必要がない」というインデックス投資の特徴にも関連します。

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攻める場合:個別株として買い増す

S&P500構成銘柄の入れ替え時に、大型株入れ替えや将来性のある銘柄が追加される場合、攻めた投資スタイルとしては「個別株として該当銘柄を買い増しをする」という方法もあります。

なぜなら、構成銘柄の入れ替えに伴い、買いの需要も高まって株価上昇が期待できるためです。

先程同様に、構成銘柄の入れ替えが発生すると、それに伴って関連するインデックファンドが株式を購入/売却します。

このように、リスクを取って利益獲得を狙う方法もあります。

この方法は個別株投資になるため、損失を被る可能性があることに注意が必要です。

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資産取り崩し時:当初決めた通りに取り崩す

資産を取り崩す際も構成銘柄の入れ替えは発生しますが、この場合も最初に決めた取り崩し方法(定額取り崩し/定率取り崩し)の適用をオススメします。

なぜなら、構成銘柄の入れ替えによって評価額が多少変動する可能性はありますが、S&P500指数自体は今後も成長を続ける可能性が高いためです。

イメージを共有するため、2020年以降のS&P500指数に対して、構成銘柄の入れ替えが発生した箇所をマッピングしてみました。

このように、一時的に下がっている箇所がありますが、概ね右肩上がりで推移しているため、気にせずに取り崩せば良さそうです。

もちろん、途中で暴落が発生する可能性があるため、機械的に取り崩して良いかは、都度検討が必要です。

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以上を踏まえると、資産の取り崩し中に構成銘柄の入れ替えが発生しても、当初に決めた取り崩し方法に沿って取り崩していくと良いでしょう。

過去の構成銘柄が入れ替わった例13個

S&P500のニュースサイトをもとに、2020年以降の構成銘柄の入れ替え事例を紹介します。

2020年度第1四半期

2020年度第1四半期(2020年4月1日~2020年6月30日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2020年5月18日追加West Pharmaceutical Services2020年5月22日
除外Helmerich & Payne
2020年度第1四半期

2020年度第4四半期

2020年度第4四半期(2021年1月1日~2021年3月31日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2021年1月15日追加Trimble2021年1月21日
除外Concho Resources
2020年度第4四半期

2022年度第3四半期

2022年度第3四半期(2022年10月1日~2022年12月31日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2022年12月12日追加MasterBrand2022年12月15日
First Solar2022年12月19日
除外MasterBrand
Fortune Brands Home & Security
2022年12月22日追加Steel Dynamics2022年12月22日
除外Abiomed
2022年12月28日追加GE HealthCare Technologies2023年1月4日
除外Vornado Realty Trust2023年1月5日
2022年度第3四半期

2022年度第4四半期

2022年度第4四半期(2023年1月1日~2023年3月31日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2023年3月3日追加Fair Isaac & Co2023年3月20日
除外Lumen Technologies
2023年3月10日追加Insulet2023年3月15日
除外SVB Financial Group
2023年3月13日追加Bunge
除外Signature Bank
2022年度第4四半期

2023年度第1四半期

2023年度第1四半期(2023年4月1日~2023年6月30日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2023年5月1日追加Axon Enterprise2023年5月4日
除外First Republic Bank
2023年6月2日追加Palo Alto Networks2023年6月19日
除外DISH Network
2023年6月28日追加Fortrea Holdings2023年7月3日
PHINIA2023年7月5日
除外Fortrea Holdings2023年7月6日
PHINIA
2023年度第1四半期

2023年度第4四半期

2023年度第4四半期(2024年1月1日~2024年3月31日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2024年3月27日追加Solventum2024年4月1日
GE Vernova2024年4月2日
除外V.F.2024年4月3日
Dentsply Sirona
2023年度第4四半期

2024年度第1四半期

2024年度第1四半期(2024年4月1日~2024年6月30日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2024年5月3日追加Vistra2024年5月8日
除外Pioneer Natural Resources
2024年6月7日追加KKR & Co2024年6月24日
CrowdStrike Holdings
GoDaddy
除外RobertHalf
Comerica
Illumina
2024年度第1四半期

2024年度第2四半期

2024年度第2四半期(2024年7月1日~2024年9月30日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2024年9月6日追加Palantir Technologies2024年9月23日
Dell Technologies
Erie Indemnity
除外American Airlines Group
Etsy
Bio-Rad Laboratories
2024年9月24日追加Amentum2024年9月30日
除外Bath & Body Works2024年10月1日
2024年度第2四半期

2024年度第3四半期

2024年度第3四半期(2024年10月1日~2024年12月31日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2024年12月6日追加Apollo Global Mgt2024年12月23日
Workday
除外Qorvo
Amentum Holdings
2024年12月18日追加Lennox International
除外Catalent
2024年度第3四半期

2024年度第4四半期

2024年度第4四半期(2025年1月1日~2025年3月31日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2025年3月7日追加DoorDash2025年3月24日
TKO Group Holdings
Williams-Sonoma
Expand Energy
除外Borgwarner
Teleflex
Celanese
FMC
2024年度第4四半期

2025年度第1四半期

2025年度第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2025年5月12日追加Coinbase Global2025年5月19日
除外Discover Financial Services
2025年度第1四半期

2025年度第2四半期

2025年度第2四半期(2025年7月1日~2025年9月30日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2025年7月2日追加Datadog2025年7月9日
除外Juniper Networks
2025年7月14日追加The Trade Desk2025年7月18日
除外ANSYS
2025年8月25日追加Interactive Brokers Group2025年8月28日
除外Walgreens Boots Alliance
2025年度第2四半期

2025年度第3四半期

2025年度第3四半期(2025年10月1日~2025年12月31日)の構成銘柄の入れ替え結果は、以下に示す通りです。

発表日入れ替え方企業名適用日
2025年9月5日追加AppLovin2025年9月22日
Robinhood Markets
Emcor Group
除外MarketAxess Holding
Caesars Entertainment
Emphase Energy
2025年10月27日追加Solstice Advance Materials2025年10月30日
除外CarMax2025年10月31日
追加Qnity Electronics2025年11月3日
除外Eastman Chemical Co2025年11月4日
2025年度第3四半期

S&P500構成銘柄入れ替えに関するよくある質問2つ

最後に、S&P500構成銘柄の入れ替えに関するよくある質問について、解説します。

入れ替え情報はいつ頃に日本の投資信託に反映されるの?

まず、入れ替え自体は、米国時間の四半期最終日(3月、6月、9月、12月)の第3金曜日の取引終了後に実施されます。

その後、日本では、実施日の終値をもとに、翌営業日(第4月曜日)以降に調整されます。

また、基準価額は、米国取引が完了した時価をもとに算出されるため、実施日の翌日の基準価額には反映済みです。

投資家は、構成銘柄の入れ替え結果を意識する必要はありません。

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「リバランス」と「入れ替え」は何が違うの?

リバランスと入れ替えは、目的と対象が異なるため、別の活動になります。

具体的な違いは、以下に示す通りです。

項目リバランス入れ替え
目的各銘柄の構成比率を変更すること。構成銘柄は変化しない構成銘柄そのものを最適化すること。銘柄の追加と除外により実現される。
対象すべての構成銘柄追加や除外の対象となった特定の銘柄
頻度定期的なものは四半期ごと(年4回)定期的なものは四半期ごと(年4回)
リバランスと入れ替えの違い

リバランスと入れ替えは、以下のように理解しておくと良いでしょう。

リバランスと入れ替えの違い(イメージ)

  1. リバランス
    決めたルールに従って元の状態に戻す活動(メンバー内の比率調整)
  2. 入れ替え
    ルールそのものや構成銘柄を変更する活動(メンバー交代)

S&P500の構成銘柄に入れ替えが発生しても投資を継続しよう!

今回は、以下の内容について解説しました。

S&P500の構成銘柄の入れ替えは定期的に行われますが、投資家がすべきことは何もありません。

インデックスファンドの運営会社が、S&P500指数に連動するように調整してくれます。

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このため、S&P500の構成銘柄の入れ替えが行われたとしても、普段通り投資を継続するようにしましょう。

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